本日は毛髪診断士の先生をお招きし、巷でよく耳にする抜け毛予防に関する様々な噂について、その真偽を伺いたいと思います。先生、よろしくお願いします。まず、昔からよく言われる「ワカメや昆布を食べると髪が増える」という説ですが、これは本当でしょうか。「結論から言うと、それだけで髪がフサフサになることはありません。海藻類に含まれるミネラルやヨウ素は、確かに髪の健康維持に必要な栄養素の一つです。しかし、髪はタンパク質を主成分としており、特定の食品だけを大量に摂取しても効果は限定的です。あくまでバランスの取れた食事の一部として摂ることが大切、と考えるべきですね。」なるほど。次に「シャンプーは毎日しない方が頭皮に良い」という話も聞きますが、いかがでしょう。「これも一概には言えません。乾燥肌の方や冬場など、皮脂の分泌が少ない場合は、二日に一度のシャンプーが適していることもあります。しかし、脂性肌の方や夏場に汗をかいた場合は、皮脂や汚れが毛穴に詰まり、かえって頭皮環境を悪化させる原因になります。ご自身の頭皮の状態に合わせて、清潔を保つことを基本に考えるのが正解です。洗浄力のマイルドなシャンプーで優しく洗うのであれば、毎日洗っても問題ありません。」では、「帽子を長時間かぶっていると抜け毛が増える」というのはどうでしょうか。「これは、半分本当で半分誤解です。帽子をかぶること自体が直接的な抜け毛の原因になるわけではありません。問題は『蒸れ』です。長時間帽子をかぶることで頭皮が蒸れ、雑菌が繁殖しやすい環境になると、頭皮の炎症につながり、結果として抜け毛を引き起こす可能性があります。通気性の良い素材を選んだり、時々帽子を脱いで汗を拭いたりといった工夫が重要です。一方で、帽子には紫外線から頭皮を守るという非常に大きなメリットもあります。紫外線のダメージは抜け毛の大きな要因ですから、一概に悪者扱いするのは間違いです。」正しい知識を持つことが、効果的な抜け毛予防への近道ということですね。本日はありがとうございました。
専門家が語る抜け毛予防にまつわる噂の真相