仕事が忙しく、自炊する時間など到底ない。毎日の食事がコンビニ弁当や外食に頼らざるを得ないという方は多いでしょう。そして、そんな食生活が髪に良くないと知りつつも、どうすることもできないと諦めてしまっているかもしれません。しかし、少しの知識と意識を持つだけで、外食中心のライフスタイルの中でも、髪の健康をサポートする食事を選ぶことは十分に可能です。まず、最も利用頻度が高いであろうコンビニでの選択です。棚に並ぶ色とりどりの弁当やおにぎりの中から、何を選ぶかが重要になります。カツ丼やパスタといった糖質と脂質に偏った単品メニューは避け、できるだけ品数の多い幕の内弁当のようなものを選びましょう。タンパク質を手軽に補給できるサラダチキンやゆで卵、食物繊維とビタミンが豊富なカット野菜や海藻サラダを一つ加えるだけで、栄養バランスは格段に向上します。おにぎりを選ぶなら、白米だけのものより、鮭や昆布、玄米を使ったものの方がミネラルやタンパク質を摂取できます。次に、定食屋やレストランでのランチです。ここでの鉄則は「和定食」を選ぶこと。特に、髪の主成分であるタンパク質と、その働きを助ける亜鉛やビタミンが豊富な焼き魚定食は理想的なメニューです。他にも、豚肉に含まれるビタミンB群が頭皮の健康を保つ生姜焼き定食も良い選択肢です。逆に避けたいのは、ラーメンライスや丼物といった、炭水化物がメインで野菜が極端に少ないメニューです。どうしても麺類が食べたい場合は、せめて野菜がたくさん乗ったタンメンや、ワカメやネギを多めにトッピングするなど工夫をしましょう。夜の飲み会も、選び方次第です。揚げ物ばかりに手を伸ばすのではなく、まずは枝豆や冷奴、もろきゅうといったヘルシーなメニューから始めましょう。焼き鳥ならタレより塩を選び、レバーやハツなどを頼めば鉄分や亜鉛も補給できます。日々の小さな選択の積み重ねが、数ヶ月後、数年後の髪の状態を左右します。諦める前に、まずは今日の食事から、髪をいたわる一品を選んでみてはいかがでしょうか。